何年経とうとも。

このブログを以前から読んで下さる方、また、エキサイトにお引っ越ししてから最初の記事から読んで下さった方などなど、ご存じの方もいらっしゃるでしょう、"我が家の家づくりの後悔" について。
完成後に味わったやるせない気持ちは、6年経った今でも忘れることはできません。

先週末、義妹のアパートに泊まりに行った双子たち。
義妹のアパートは、私たちと同じく後悔の念を抱かれたお宅の近くにあります。
お泊りをルンルン気分で楽しみにしている双子を乗せて、アパートまでもう少し、というところで若が言いました。

「もう少し行ったらね、ぼくの家とおんなじ家があるんだよ~。何でかね~?」

……ショック。

いつかは分かると、いつかは聞くであろうと思っていたけれど、双子の口から聞くとショックです。
Only Oneの家づくりを目指していた私たち。
でものちに、Only Oneではないと知りました。
それを知ったときの悔しい気持ちや、無念さは筆舌に尽くし難いものです。
あれから6年が経ち、以前抱いていた気持ちは "あきらめ" という言葉に変わり、

「素敵なお宅ですね」
「建築家と作られたの? いいわね~」

というまわりの人からの言葉に、

「ありがとうございます」

と笑って返すことが出来るようになりました。
けれど、"笑って"、"ありがとうございます" と返すことがどんなに苦痛か。
今はその痛みを、"あきらめ" という言葉でごまかしてます。

でも、やっぱり双子からの言葉には傷つくなぁ。
そうだよね、普通にハウスメーカーで家を建てても、そっくりな家なんてあんまりないよね。

こうやって、忘れようと思っても忘れられない私たちの家づくり。
思い出しては傷つき、落ち込み。
執念深いなぁなんて思われる方がいらっしゃるかもしれないけど、当時の私たちの、"私たちだけの家づくり" の気持ちは、それほどまでに熱く真剣で、全力で取り組んでいたのです。

わたしが思うに、ケアが必要だと思います。
心のケア。
ブッキングをしていたことを指摘されてからの施主側への心のケア。
「申し訳ありませんでした。今後もいろいろと参考させて頂きたくお付き合いください。」
って謝罪の言葉を聞いたけれど、結局、"今後もお付き合いさせてください" っていう言葉は叶えられることなく、一度もお会いしていませんし、お話しもしていません。
でも、"いい関係" を保っている施主さんのお宅には建築家さんやスタッフさんが行ったり、交流しているみたいです。
見てないだろうと思ってるかもしれませんが、見てるんですよね…って、なんかわたし執念深い?(笑)

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こうやって、思い出すたびに、記事にするたびにまた傷つくんです。
傷つくなら書かなきゃいいのに、って思うけど、書いておかなきゃとも思う。
これぞ矛盾。
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Commented by ktk4649 at 2012-05-28 17:00
とても悲しく、せつないお話しです。

家づくりは、ほとんどの人にとって一生に一回のことだし、人生においてもかなり重大なことだと思うので、こんなことがあると一生許せなくて当然だと思います。


実は、我が家も事情は違いますがtwins-houseさん宅と同じように問題を抱えているのです。まだブログはもちろんの事、周りの人にもほとんどいってないのですが、twins-houseさんの後悔の記事を読むたびに、自分達だけで悩むよりも言ってしまったほうがいいかな?、なんて思うようになってきました。(現在ブログにのせようかなと検討中です)


しかし、twins-houseさんの考え方にはいつも本当に感心させられます。今回のように悲しいことでも記事にできるってとても勇気のいることだし、すごいなと思います。

このブログを通して、我が家が受けた影響はとても計り知れません。
今や、なくてはならない存在?のようなブログになっています(笑)
Commented by ERI at 2012-05-29 19:26 x
twins-houseさんの気持ちを知っている上で、
あくまで無視を決め込んでいるその建築家の人間性を疑いますね。
もう一方の施主さんはどう思っているのか理解できないけど、
それほど家にこだわりはなかったのかしら?
だとしたらそれこそまさにタナボタ(≧ヘ≦)
イヤだわ〜、でも義妹さんが近くに住んでいる以上、
嫌でも思い出さずにはいられないんですね。。。
ただし、twins-houseさんの立地はオンリーワン。
この雄大な景色と公園のように広い芝生ばかりは
真似できませんヨ!!
Commented by あかり at 2012-05-31 16:04 x
twins-houseさんの "あきらめ" 、本当にやるせない気分になります・・・
第三者の私(第三にもならないくらい遠い?)が
記事を読んだだけでも 腹が立ちますもの ヾ(`Д´*)ノ
全然執念深くないですよ!一生納得できないし、許せないです。
私なら ネットに実名公開して、攻撃しちゃうかも・・・ くらい怒り心頭。

建築家としてのプライドは無いのでしょうかねぇ。
ERIさんのおっしゃるとおり、今も「建築家」を気取っている神経を疑います。

外側の箱が似ていても、そこで暮らすtwins-houseさんご家族が
みんなで作りあげる「家」は全くの別物ですよ!
twins-houseさんの暮らしぶりは いつも私の憧れです♪
Commented by twins-house at 2012-06-06 10:23
☆ktk4649さん(1)         
            
家づくりに関しては、本当にいいものが作りたいな、
満足できる家に少しでも近づいたものにしたいな、
という想いがあって、当時は本当に真剣に取り組んでいました。
だからこそ、いまだに許せない気持ちや、やるせない気持ちがあって
それらは消えることなく心の隅っこでくすぶっているんですよね。
Commented by twins-house at 2012-06-06 10:24
☆ktk4649さん(2)                    

ktk4649さんも同じように問題を抱えていらっしゃるとのこと。
悩むって、本当に心労が大きくって、
それをどうやって軽く、負担のないものに変えていけばいいのか
というのはとっても難しいことだと思います。
実際、私もブログに書いててすっきりするのかと言われると
言葉に窮しますし、逆に思い出して沸々と湧いてくるものもあって
結局軽くもなってないような…(笑)
でも、こんな気持ちで家づくりを終えたんだよって
知ってもらえて、この私たちの経験がほかの方の家づくりに
役立ててもらえるといいなって、今はそんな気持ちです。
そしてktk4649さんの悩みも、どのような方法であれ、少しでも
軽くなればいいなと、心から願っています。

このブログがktk4649さん宅にとって"なくてはならない存在"に
なってくれたこと、本当に嬉しく思います。
あの当時は、ブログを閉鎖しようと思っていました。
続けて、本当によかった。
ありがとうございました!
Commented by twins-house at 2012-06-06 10:42
☆ERIさん                  
A邸には6年前にお会いしたっきりで全然お付き合いがないのですが
当時は「とにかく家づくりが苦痛でしかなかった」というお気持ちを
訴えていらっしゃいました。
楽しみにしていた家づくりを、そんな気持ちを抱えて作り上げていくのが
どんなに苦痛だったか。
なんだかねー…、ホント、一体 "建築家との家づくり" と謳って
広告出してたのはいったいなんだったのかと思うよ。
このことが判明してから、大好きだった"建物探訪"や建築雑誌を
見なくなりました。
それは今でもそうで、もう(宝くじが当たりもしない限り/笑)二度と
家づくりができない私たちにとっては、何て言うか…"苦しい"かな。
その建築家やスタッフさんがこのブログを見てるということは
ないだろうけど、こんな気持ちで家づくりを終えた家族がいて
まだ苦しめられてるって、分かってるのかな、と思います。
でも立地はオンリーワン。
ありがとう!
この公園を草ぼうぼうの雑地にしないように、ががが頑張りますっ!(笑)
Commented by twins-house at 2012-06-06 10:50
☆あかりさん               
ううん、あかりさんは第三者よりも近い第2.5者くらい?(笑)
執念深いと思ってたけどそうじゃないと言ってもらえてホッとしました。
いや…、でも、ホント本気で取り組んでいたからこそ
そんな気持ちを持っちゃうよね…
あかりさんなら実名あげちゃうか!(笑)
私も言ってしまいたいんだけどね…というか
ホントそれくらいしてもかまわないと思うんだけどね。
でもその建築家で家づくりを楽しんでいる人・いた人を
苦しめるのは本意じゃないので、ホント、それだけの思いで
実名あげないようにしてる。
でも、分かる人には分かると思うんだけどね。
どんどんモノが増えて、箱の中身はtwins-house色にはなって
いってるかなぁ…?
ありがとう。
庭だけでなく、家の中もひどいことにならないようにががが頑張って生活します!(笑)
Commented by 帰蝶 at 2012-06-15 01:53 x
もうあれから6年たったんですね。建築家と建てる家の建築家を探そうとして探せなかったけど、twins-houseさん色に染まりつつある家
成長する双子さんたちがいつまでもこの素晴らしいロケーションで素敵なLIFEを過ごせるようにいつまでも応援してます。
建築家に忘れられてもしつこくブログで訴えましょ!簡単な経緯と家に対する思いをずっと綴っていいと思います
Commented by yuta at 2012-06-23 18:19 x
久しぶりにブログ拝見させていただきました。
私も同じ頃、その建築士さんにお願いしました。
twins houseさんのお気持ちお察しします。
たぶん、その建築士さんは量産したかったような気がします。
他県でのモデルハウスがうちに似てました。。
だからオンリーワンとかこだわってなかったのかも。
要求もあまり聞き入れてもらえなかったし。

最近は色んな建築士さんにお願いする人もまわりに増えてきて、
あーもっと後にすればよかったと後悔しています(涙)
twins houseさんのように一生懸命取り組まれる方にはますます不向きな建築士さんですよね。
私も暮らしながら悶々としています。
私の場合は自分達もそこまで本気で取り組んでいなかったというのもありますが、それにしても一生に一度の買い物だから要求は真摯に受け止めてほしいですよね。
友達が建築士さんにお願いする場合は、建築士さんから要望を聞かれるみたいですけど、私の場合は少なくとも彼の理想をずっと聞かされていたような、、。施主と一緒に作り上げるという感じでは無かったですね、今思えば。とっても残念です。

長々すみません。。
執念深くないですよ!大きなお買いものだから当然です。
Commented by twins-house at 2013-04-05 21:07
☆帰蝶さん                      
お返事がすごく遅くなってしまってごめんなさい。
家に対する思いをずっと綴っていいっておっしゃって下さって
本当にありがとうございます。
諦めきった心で住み続ける私たちには、本当に温かいお言葉。
素敵なLIFEになってるって思えるにはまだまだ時間がかかりそうですが
そういう風に言えるようになりたいです。
本当にありがとうございました!
Commented by twins-house at 2013-04-05 21:23
☆yutaさん①                     
お返事が大変遅くなりました。申し訳ございません。
yutaさんも同じ建築士さんにお願いされてらっしゃったんですね。
今思えば、本当にyutaさんが仰るように『量産』したかったんだと
思います。
私も他県に行ったとき、同じような家を見かけて「アレ?」って思いました。
でもそのときは、「まさかそんなこと…」と思って目をそらしてました。
あとは"無知"だったということ。
色々調べているようで、まだまだだったのかな、と。
もっともっと積極的にしていけばよかった。
もっともっといろんな方のお話を聞けばよかった。
ホント"後悔先に立たず"ですけど…
yutaさんもおんなじ気持ちを味わって、今もモヤモヤっとした気持ちを持って
生活されてらっしゃると聞いて、本当に残念です。
(↓続く)
Commented by twins-house at 2013-04-05 21:23
☆yutaさん②                      
以前のブログ(アメブロ)で、建築後1年経ってこの気持ちを記事にしたとき
「どうして今更そんなことを言うのか」
と、同じ建築士さんで建築中(だったかな?)の方に批難されました。
でも本当のことで、楽しくもないし嬉しくもないことで、
「この家、最高です!もう言うことなしの生活してます!!」って
言えなかった。
地縄張りの時に会うのが最後で、建築完了したのを知ってるのか知らないのか、
「おめでとうございます」「ありがとうございます」
って、一言でもないものなんだろうか、いやそもそも、
こんなに建築士さんが来ないのってあるの?…そんな気持ちばかり。
私の正直な気持ちで、今後家を建てる人がもっともっと家づくりを
考えていく、一種の糧のようになってもらえればいいなと思ったんです。
批難されてもやっぱり嘘はつけなかった、ただそれだけです。
yutaさんに「執念深くないよ!」って言ってもらえて
ホント涙がでそうなくらいうれしかった。
コメントたくさんありがとうございました!!!
そしてお返事がおそくなって、本当にごめんなさい~(>_<)
by twins-house | 2012-05-28 09:46 | House | Comments(12)