ONとOFF.

ひさびさに家のお話でも。

この家に住んで8年目。
設備はほとんど自分たちでいろいろ調べて選びました。

その中でお気に入りはこれ。


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どうしても普通のスイッチプレートが好きになれなくて、そしたらダンナが
「ぱちん、ぱちんってやるやつ、よくない?」
と言いまして。
あ!それはいい!!ってすぐに思って調べて、これにした覚えがあります。

この家(間取りとか外観とか)についてはすでに諦めの境地なので特に何も感じませんが、自分たちがひとつひとつこだわって調べて、選んで、設置してもらった設備だけはすごく満足してます。

海外の物だから壊れやすいよって建築家&施工会社の人に言われましたが今のところ大丈夫です。
我が家にはこのタイプのスイッチが2種ありますが、8年経った今でも照明をつけるときにわくわくします。

こういうところに救われてます。



ここからは私のもうちょっと深い部分の本音を話しますね。

上にも書きましたが、設備については自分たちがこだわりにこだわったのですごく満足しています。

でもね、いつもふと思うんです。

この家の建設にあたって、土地探しから始まって何年も時間を費やしてきたし、打ち合わせも何度もしました。
もちろん自分たちが生きていくため、生活していくためでもあるけれど、これから人生の大部分をローンを払うために主人もわたしも働いています。

現場で作業してくださった方々はいつも一生懸命作業して下って。
その方々には本当に感謝、感謝です。
大切に住まわせていただいてます。

これで家にも満足できてたら、本当に言うことなかったんだけどな。

自分たちだけの特別な家を、と思って建築家に頼んだのに
まさかおんなじお宅があるとは思わなかった。
いま思い返しても、やっぱりくやしいし、やるせない。

だから私にはこの家が、住むための箱にしか思えない。

愛情がわかないって言ったら薄情でしょうか。
でもね、それが本音。

黒く、みにくく、私の心の底の方にあり続けるそのさまは、
とろ火にかけられたフライパンの上で焼け溶けるビニールみたい。
あのとき味わったショックや心の傷は静かにずっと、うずいています。

王様の耳はロバの耳、じゃないけれど、
床屋が穴を掘って本当のことを言いたくなる気持ちがよく分かるな。
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by twins-house | 2014-04-19 10:49 | House | Comments(0)