2014年 08月 16日
モノをつくるということ.
なんだか夏らしい夏…という感じがしなくて、いつも天気がくずれているような気がします。
みなさま、夏バテなどされていらしゃいませんか?
さて、今日はとっても素敵なモノが手元に届いたのでご紹介したいと思います。
わたしはよく小説を読むのですが、その際に本にブックカバーをかけます。
書店で購入した時にもらえる紙のブックカバー…ではなく、15年前に前の会社を退職したときに秘書として就いていた上司に頂いた革のブックカバー。
ネーム入りで、とても重宝していました。
ただ、今の通勤時、焦っているときなど、本を差し替えるのに手間取ってしまって。
どうしてももうひとつ、ブックカバーが欲しいな、と常々思っていました。
紙のものや不織布のもの、それこそ革のブックカバーを…と色々買ってみましたが、どれもなにか妥協して買っているモノなのでしっくりこず、結局は「最終兵器」として引き出しの奥へ仕舞われてしまう始末。
ところが出会ってしまったのです。
一目見て、「これが欲しい!」と思うようなブックカバーが。
それは、創作クリエイターさんたちが出品しているサイト「Creema」さんで見つけた、革のブックカバー。
jitter squatさんが作っていらっしゃる、手のひらの中に星空を抱けるブックカバーです。
この蒼い夜空と、その夜空に散りばめられた小さな星屑がとても印象的なブックカバー。
一目見て、「このブックカバーが欲しい!」と強く思い、なかば衝動的にCreemaに登録、jitter squatさんにメールをさせていただきました。
実はわたしが見たときには、このブックカバー、すでにSOLD OUTになっていたのです。
わたしの執念が実ってか(笑)、とても快く制作を引き受けてくださり、本日手元にとどきました。
この蒼い夜空、ヌメ革をいったん手染めし、星空を描いていらっしゃるとのこと。
夜空のグラデーションがとっても美しい。
画面越しでみるよりも、とっても美しいそのブックカバーの姿に、しばし感動しておりました。
手にしっとりと吸い付くこの革の感じがとてもいい…!
そうそう!
こちらの jitter squatさんでは、ほかに心を奪われたものがありました。
ヌメ革のポシェットです。
わたしはもともとヌメ革が大好きで、お財布も IL BISONTEの二つ折り財布(ヌメ) を愛用中。
このポシェットに入れてお出かけするのが楽しみでしょうがありません。
普段、インターネットでお買い物する事が多いわたし。
たとえばAmazonであったり、楽天市場であったり。
でもこうやって、作り手の方と直にやりとりして作品を送ってもらうという機会がなかなかないと思うのです。
そしてそんなやりとりの中、とても嬉しかったのがこちら。
梱包です。
その作品の作り手によって、ひとつひとつ丁寧につつまれた数々。
そえられた手書きのメッセージに、普段のオンラインショッピングでは感じられない、作り手のあたたかさを強く感じました。
英字の包装紙に、ワックスペーパーでさらにくるんと。
シールもペタリ。
こちらは包装紙も手作りになっていて、雫の中のショップのお名前が。
シールにもお名前が入っています。
そして複雑に、かわいく結んである紙の紐…!
実はわたしも、お友達に物を送ったりするときに、ちょっと手を入れて梱包をするタイプの人間なので、この細やかな気配りや手間、すごく感動しました。
さらに嬉しかったのが、なんとオマケまでいただいてしまって!
イタリアのヌメ革を使った、オイルレザーのキーケース。
試作品なんです、よかったら…と、控えめなお言葉が添えてあって、本当に感激。
普段のネットショッピングでは感じられなかったこと。
これは、クリエイターの方によって全然違うと思います。
ひとつひとつ丁寧にメールでお答えくださり、こうやって大切に届けてもらったこと。
今回は本当にすてきな買い物をした、と心から思えました。
たまたまアクセスしたサイトで、偶然みつけた蒼い夜空のブックカバー。
素敵な出会いに、感謝、感謝です。
今回、お取引させて頂いたクリエーターさんは【 jitter squat 】さんでした!
ありがとうございました!