9年目を迎えて.

d0183368_20570638.jpg



気が付いたら、新居での生活も9年目に入っていました。








あれから9年。

毎年、この時期に色々と振り返るわけですが、やっぱり私のトラウマは根深い。
何度も言いますが、家を建てるなんて一生でそんなに何回も建てるわけじゃない。
私たちの場合は、宝くじでも当てない限り、今後、新しく家を建てる事はないでしょう。

家を建てるまでのワクワク感。
次第に家が出来上がる高揚感。

それらはその後に知った事実により、キレイな思い出を土足で踏みにじられたような気がしました。

一体、建築家の方はどういう気持ちで取り組んでいたんでしょうか。
彼にとっては、私たちはたくさんいる施主のなかのちょっとした一部分だったことでしょう。
我が家と似た家を作ってもなんとも思わなかったんでしょう。

「twins-houseさんとおんなじ家があったよ」
「どうして僕たちの家とそっくりな家があるの?」

と友達に、我が家の双子に言われたときの私たちのショックなんて、建築家の方にとっては何ともなかったんでしょう。

照明器具が焼けて火事になる可能性があっても、建築家の方にとっては何とも思わなかったんでしょう。

以前、悔しさは「諦めという形をとった」という表現をしましたが、
月日を重ね、思い出すにつれて、諦めからまた違う形へとも変化しつつあるようにも感じます。

毎年、あの時のことを忘れないためにも、この時期になったら思い出すようにしています。
でも思い出すとムカムカするんですよね。


わたしたちの人生の大きな買い物をなんだと思っているのか。
わたしたちのあの時の熱意を、一体なんだと思っていたのか。




[PR]
Commented by BUMP at 2014-09-11 10:45 x
「こんなに素敵に住んでもらえてこのおウチは幸せものだ・・」と我が家を反省しつつ楽しく拝見しておりました。
振り返るのにも勇気がいる思いがあることも知らず。

美しい写真と、記事から伝わる暖かくてユーモアを感じるお人柄にいつも癒されてます・・
なので・・・といってはなんですが大いに愚痴って下さい*^^*。

これからも更新楽しみにしてますね。
特にオタクネタとチビちゃん達の可愛い後ろ姿はたまらんです^^;。
Commented by twins-house at 2014-09-18 15:18
● BUMPさん                         
振り返るのは辛いけれど、でもこの鬱々とした思いも、それだけ真剣に取り組んできたからだと思ってます。
愚痴っていいですよ!とお声をかけていただいたので、大いに愚痴ります!(笑)
オタク事情…本当にオタクっぽくてアレなんですけど…!
オタク事情も双子たち(の後姿/笑)も、今後どんどんUPさせていただきますね♪
Commented by 帰蝶 at 2014-11-01 06:30 x
あれから9年が経ちましたか。早いものですね、素敵な家が『あぁ、あの時は楽しかった』と言えたらどんなに良かったか。
毎年嫌な思い出だけがムクムクと第三者だけど沸き起こります。施主をバカにした報いはいつか身に降りかかるぞ。
twinsさん嫌な思い出は何年経っても吐き出し続けてください
Commented by twins-house at 2015-04-05 11:28
● 帰蝶さん                   
お返事、ものすっごく遅くなってしまってすみませんでした…!
あれから9年経ちました。
やっぱり何年たっても、どれだけ自分たちを慰めても(主人はわかりませんが)私には非常に許し難く、納得できない家づくりに終わりました。
今の夢は本当に夢のようですが、宝くじをドカンと当てて、新しくまた家づくりをすることです。
何年経っても吐きだし続けてくださいという帰蝶さんのお言葉、とってもうれしいです。
きっと何年たってもおんなじことしか吐きださないだろうけど、お付き合いよろしくお願いいたします!
Commented by 通りすがり at 2015-10-14 16:11 x
検索からだと思いますが、このブログを見つけ、「素敵な暮らしをされているなぁ」と思い、何度か拝見いたしました通りすがりの者です。

過去記事のことに触れてましたので拝見しましたが、設計された方とそんなことがあったんですね。普段の暮らしが素敵なので、過去記事の内容や周りの方のコメントも含め、どんよりさとのギャップが強く印象に残りました。また、たまたま知人に、ケースは違いますが、同じように設計された方と揉めた方がおり、気になってしまいました。

twinshouseさんが、今後どうされたいのかが気になります。訴えていないようですし。
その建築家の方に謝りに来てもらいたいのか、建てなおしてもらいたいのか・・・そのための行動がモヤモヤの解決策のような気がします。ちなみに、知人は裁判まで行き、未だ泥沼状態ですが・・・

知り合いでもないのに、ずらずらとすみません。不快な思いをさせてしまったなら、削除ください。
気になってしまいついコメントしてしまいました。
Commented by twins-house at 2015-10-16 14:45
● 通りすがりさん            
こんにちは、はじめまして!
コメントありがとうございます。

過去記事を読んで下さりありがとうございました。
このことについて語ると、どうしても沼に嵌るというかグルグルするというか…。
この気持ちを言葉にするのもなかなか難しいのですが、やりきれない想いばかりです。

『今後どうされたいのか』ということに関してですが、お察しの通りわたしたちは訴え(裁判)は起こしませんでした。
でも今回の我が家の設計について、似たお宅(A邸)のご主人は訴えを起こしたいくらいだと当時はかなりお怒りでした。ただ、裁判を起こすとなるとお金も多く絡むことですし、訴えを起こしても建築家の方のほうが勝つだろう、と冷静に分析されていらっしゃいました。
ですので「こういった似た設計のものを近辺には作らない」などと言ったような要望書のようなものをA邸のご主人が作成され、署名押捺をして建築会社や建築家の方に提示したのを覚えています。

また、わたしの正直な気持ちとしては、もう一度建て直してほしい、その一択です。
でもそれは不可能で、建て直してほしいといっても二度とその建築家に頼むことはないですので…。
もうモヤモヤだらけですよ!
『建築家との家づくり』と謳ったイベントでこの建築家に出会い、確かに建築家には設計してはもらいましたが最後に出会ったのは地縄張りのとき。
建築中も、家が完成しても見に来ることはなく、お祝いの言葉もありませんでした。
もちろん建築中もあまりの不在さに私たちも不安を覚えたことも数知れず…。
これじゃ『建築家との家づくり』とはいえませんよね。
……と、こうやって当時を思い出すと煮え切らない想いばかりが溢れてきます。
以前どこかの記事にも書きましたが、普段の暮らしに "私たちらしさ" を出して暮らしていくことで前を向いていこうと思って今まで暮らしていますが、自分らしさを出せば出すほどむなしくもあります。
人生で一番大きな買い物で後悔が残るって、本当に苦しいですね。
でもこうやって気にして下さる方がいらっしゃることに、実はわたしは救われています。
不快だなんてとんでもない!
お言葉をかけてくださってありがとうございました!
by twins-house | 2014-09-03 21:14 | Life | Comments(6)